「セットアップを使用してUSBフラッシュドライブにWindowsをインストールすることは出来ません」への対処方法

Windows10からWindows11へアップグレードインストールする際にシステム要件を満たしているはずなのに下記エラーが発生しセットアップを進めることが出来ない場合があります。

これは何らかの原因で現在のシステムドライブ（通常はCドライブ）がHDDやSSDではなくUSBフラッシュメモリと誤認されてしまっている場合に発生します。
原因は様々だと思われますが、システムドライブのHDDやSSDを交換する際に環境以降のためクローンコピーを行った場合に多く発生するようです。
これは誤認を引き起こしているレジストリを操作することで対処できるので、以下のように操作していきます。

Windowsキー＋Rキーを押して regedit と入力し、レジストリエディタを起動します。

「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control」というキーを探し「PortableOperatingSystem」の名前をダブルクリックします。

値を0に変更し、Windowsを再起動します。

再起動後に改めてアップグレードを実行し「インストール準備完了」の段階まで進めるようになれば成功です。