長野県南木曽 柿其温泉 「渓谷の宿 いち川」

温泉地名:柿其温泉
源泉名:柿其温泉やきやまの湯
泉質:単純弱放射能冷鉱泉
特徴:微量の放射線を含み、ラジウム泉、ラドン泉とも呼ばれます。気体で体内に摂取しても、まもなく呼吸とともに排泄されるもので心配ありません。尿酸を尿から出すので「痛風の湯」とも言われます。また、鎮痛効果もあります。


国道19号の道の駅「賤母(しずも)」から10分程度北上し「柿其入口」の信号を曲がり細い道を4キロほど登ったところにある静かな温泉宿「渓谷の宿 いち川」

とある旅行の帰りに人のいない場所でゆっくりできそうな温泉を求めてやってきました。

期待通りというかアクセスしやすい場所ではないので人の気配を感じません。入館して受付を済ませようとしても誰もいないので大声で呼びかけると奥の部屋からパジャマ姿のおばあちゃんが出てきました。

「あれ、おじいさんいないわねえ」と言い残し探しに行ってしまいました。どうやらフロントにいるはずのおじいさんが行方不明のようです。

しばらく捜索してもおじいさんは見つからなかったのでパジャマ姿のおばあちゃんに700円か750円を払い受付を済ませました。後日公式サイトを確認すると800円のようですが記憶では800円は払ってないです。全員記憶がいい加減です。

お風呂は期待通り先客はおらず、というか床が完全に乾いているパーフェクトな状態です。ここは泉温が低いため加温をしているので冷めないように蓋がされています。蓋を写真のように開けた状態だと知らない人相手では二人でも気まずい状態になりそうな感じなので一人で独占できてよかったです。

窓から眺める景色はとても癒やされいい感じです。客が使うことはないと思いますが湯船に備わっている蛇口は最新式で古風な佇まいの中ここだけ妙に近代化しています。洗い場は3箇所でシャンプー類も備わっています。ちなみに入り口には無料で使えるミニタオルもありました。

脱衣所は脱衣かご形式で貴重品ロッカーはありません。パット見では館内にもロッカーはありませんでした。日帰り湯の場合は最低限の所持品以外は車内の見えない場所においてきたほうが良さそうです。

とてもゆっくりできるいい湯でした。山菜やイワナなどの山の幸の評判が良さそうな場所なので宿泊利用だとより最高だと思います。

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