福島県郡山市 休石温泉 「休石温泉 太田屋旅館」

温泉地名:休石温泉
泉質:カルシウム・ナトリウム – 硫酸塩温泉(旧泉質名:含芒硝 – 石膏泉)
   (掲示用泉質名:硫酸温泉)
加水:
加温:有(泉温29度)
循環・濾過:源泉かけ流し
特徴:無色透明・若干の硫化水素臭
一般適応症:動脈硬化症、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、リウマチ、痛風、腰痛、神経痛、坐骨神経痛、筋肉痛、関節痛、関節のこわばり、五十肩、うちみ、くじき、冷え性、慢性婦人病、運動麻痺、眼病、疲労回復、健康増進、慢性消化器病など
施設情報:https://www.yasumiishi.net/


森の中の静かなたたずまい。源泉掛け流し露天風呂。豊かな自然に包まれた優しいお湯に身を任す。お湯の良さには定評があり、知る人ぞ知る霊泉。平安時代後期の武将、八幡太郎義家が見つけ、多くの戦傷兵を入浴させたところ、たちまち傷が治ったという。このとき、義家が腰をおろして霊泉をながめた石が「休石」と伝えられています。

施設公式サイトより

日帰り入浴もできる源泉かけ流しの温泉宿。今回は日帰り湯として利用しました。猪苗代湖南部の県道6号を数キロ走ったところにある山あいの温泉郷にひっそりと佇んでいます。自然の発する音しか聞こえないとても静かな場所です。

ロビーから若干長い通路を奥に進んだ先に温泉があります。廊下には休石温泉の由来について書かれたパネルが有りました。霊泉とは「霊験あらたかな泉。また、不思議な効能がある温泉。霊湯。」とのことでどうやら不思議な効能があるようです。全国各地に武将が発見し傷を癒やしたという温泉がありますが、やはり昔から日本人は何よりもまず風呂を求める民族だったんだなあとこういうエピソードを見るたびに思います。日本に生まれてよかった。

脱衣所はとても清潔感があります。着衣置き場はかご式ですが、確か写真には映っていませんが貴重品ロッカーも有りました。温泉分析表はかなりシンプルで加水や循環消毒等の記述がありませんが、たしかここは源泉かけ流しのはずです。

浴槽は内湯と露天両方備わっていて内風呂のドアを開ければ露天風呂へ直結です。pH値などは不明ですがナトリウム成分のある柔らかな湯です。無色透明で若干ですが硫化水素臭がします。泉温が29度なので加温しているのは確実ですが9月の利用で体感温度40度以下とかなりぬるめに調節されていました。連休中にも関わらずほぼ独占利用状態。思いがけず良い湯に巡り会えました。

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